何かやりたい人の掘り起こしとつながりの場 「どまのまど ~長月の会~」(2025/9/29実施)
2025.10.16
好評につき第3回目開催!
「やってみたい」があれば誰でも話せる&繋がる場
【どまのまど ~長月の会~】
「何かやりたい」「まちづくりに興味関心がある」人が平塚にはたくさんいます!
場を作り、人を繋ぎ、実現していくための新企画「どまのまど」。
センターの”土間”にお越しくださった方々の開催の様子をレポートします♪
日時:9月29日(月)18:00~19:30
場所:ひらつか市民活動センター ミーティングスペース
参加者:11名 (+担当センタースタッフ5名,登壇者1名) 合計17名
登壇者(本日の語り部):ちがさきこども選挙発起人 池田 一彦 (いけだ かずひこ) さん
<プログラム内容> 1開催90分
- 登壇者 “本日の語り部” を紹介 (5分)
- 本日の語り部が “やりたいこと” をテーマに話をする「土間のど真ん中」 (15分程度)
- 語り部のテーマをベースに参加者全員で聞き話し合う「輪茶和茶(わちゃわちゃ)タイム」 (45分)
- まとめと次回予告「〆(しめ)こん部」 (5分)
★ 本日の語り部が”やりたいこと”の思いの丈を話す 「土間のど真ん中」 ★
本日の語り部:
ちがさきこども選挙発起人 池田 一彦(いけだ かずひこ) さん
2022年10月に茅ヶ崎市長選挙と同時に開催された「ちがさきこども選挙」。
池田さんが、ちがさきこども選挙の発起人として、取り組みを始め、進めていくなかで感じたこと、
気付いたこと、芽生えた思いなどを、土間のど真ん中で語っていただきました。
「こどもは壁をつくらなければどこでもいける」
やりたい事や様々な事に対して、壁をつくっているのは大人なのかも。
池田さんがこども選挙の選挙員15人と共に活動し、感じたことは、こどもは無限大の可能性があって「壁をつくらなければどこまでもいける」ということ。
活動中、こども選挙ポスターを希望の場所に貼れなかったり、取り組みを進めていくと数々の障壁が立ちはだかります。
大人目線での当たり前、制度や慣例が、こどもの“やりたい”の芽を摘んでしまうことにもなっている。
こども達のちょっとした疑問にすぐに応えられない、解決できない、既存のルール。
壁をつくっているのは、大人たち。
それ以上にこどもには、ぐんぐん進む力がある、と池田さんは感じていた、と言います。
池田さんがこども達と共に活動した時に感じた可能性は、選挙に関わったこども達の発言からもひしひしと伝わってきます。
「こどもへ こどもと こどもが こどもスタンス」
こどもが政治家を選ぶとしたら、どんな視点で選ぶのだろう。
こどもが候補者にインタビューするとしたら、どんなことを聞くのだろう。
こどもは自分が選んだ候補者に、どんな想いを届けるのだろう。
こどもへ向けた取り組みは、
こどもとおとなが一緒に行うことで
こどもが聞いて、こどもが選んで、こどもが届ける。
こどもがまんなかであること。
池田さんはお話しの中で何度も「こども」と連呼しているのはこどもスタンスだから。
そのスタンスをつき進めていくと次に見えたのはおとなの在り方、でした。
「おとながやることは舞台をデザインすること」
池田さんが取り組みを通じて感じたのは、
こどもが可能性を秘めていることと
おとなはその可能性を羽ばたかせるような舞台を作り上げること、と言います。
池田さんがお話しの中で「素人だからできた」とおっしゃいました。
選挙の仕組み、告示のルール、選挙運動についてのルール、投票の決まりなど様々な枠組みがあるなか、
選挙についての知識や経験がほとんどないこども達や池田さんだからこそ、
ルールに縛られない、既成概念を持たずに行動し、“やりたい”思いをシンプルに持って行動できた。
物事を進める上での熱い思いを秘めつつも、その舵を取るときはフラットに。
既存のルールや慣例にとらわれない素人だからこその感覚を大事にしてこども選挙を進めていったことで、
こどもが、おとなが、まちと人への関わり方が変化する。
池田さんが感じたことを「土間のど真ん中」でたっぷりお話しいただきました。
茅ヶ崎からスタートしてこども選挙は、その後全国10か所での実施となり、
今後もすでに8か所での開催が決定しています。
こども選挙 | こどもの、こどもによる、こどものための選挙。
★語り部のテーマをベースに参加者全員で聞き話し合う「輪茶和茶(わちゃわちゃ)タイム」★
土間のど真ん中後に実施した「輪茶和茶(わちゃわちゃ)タイム」では、
池田さんを囲んで参加者の皆さんと共に、質問やフリートークを進めていきました。
選挙について、こどもたちの変化について、こども選挙時のまちの様子についてなど、
参加者の皆さんとのキャッチボール的にお話しが進んでいきました。
★まとめと次回予告「〆(しめ)こん部」★
今回の語り部としてお話しいただきました池田さん、
土間の窓をふらっと&フラットに開けてくださりありがとうございます!
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。
<次回予告>
「どまのまど~神無月の会~」
日時:11月29日(火) 18:00~19:30
語り部:市民活動団体 ママぎゅっと 宇佐美 陽子(うさみ ようこ) さん
場所:ひらつか市民活動センター ミーティングスペース
です。
開催内容の詳細は
センターHP
【★11/25開催★】 何かやりたい人が話す場とつながりの会「どまのまど~神無月の会~」
でお知らせいたしています。
センターの土間へどうぞお気軽にお越しください♪
「どまのまど」は、ひらつか市民活動センターが主催する連続企画となり、
奇数月の最終週に開催予定です!
語り部は随時大募集しておりますので、是非ご相談&ご連絡ください。
2025.10. 16 センタースタッフ記