NPOと企業のパートナーシップミーティング 開催報告
2019.2.5

平成31年1月30日(水)19:00~21:00
第2回 NPOと企業とのパートナーシップミーティングを開催しました。

[参加者数]
NPO:12団体20名、企業:5社8名、計28名
ゲスト5名、平塚市2名、スタッフ4名 総合計39名

[満足度]
参加して良かった 90.5% まあまあ良かった 9.5% 合計100%
交流できた 100% 次回も参加したい 95.2%

[事例紹介]
①「譲渡型保護ネコカフェにじのはし」との連携
NPO法人 平塚のら猫を減らす会 平田 昇 理事長
株式会社 ペットセレモニーウェイビー 井上 充 代表取締役

②「共感から協働へ」
NPO法人 フードバンクひらつか 大関 めぐみ 理事長
株式会社 ハウスポートグループ 伊藤 大介 会長

③「コミュニティスペースの提供」
株式会社 三興 吉川 裕之 代表取締役

 

NPO法人平塚のら猫を減らす会さんと「猫カフェにじのはし」さんとの協働事例は、
双方にとってWINWINの関係がとても明確でわかりやすかったと評判でした。
保護猫の里親探しを譲渡会を通じて行なっていた平猫さんにとって
定期的に猫カフェに預けることができ、大きなメリットにつながっています。
「保護猫を自宅で預かるスタッフの苦労を知っているだけに
「猫カフェにじのはし」さんとの連携はとてもありがたい。」と平田理事長。

また「猫カフェにじのはし」さんは、カフェの運営に猫は欠かせません。
「平猫さんから預かる保護ネコは去勢手術や病気等の治療も終わり、
おまけに人馴れしているので、とても助かります。」と井上さん。
家族としてのペットの最期を考える方々のニーズは急増しており
気軽に立ち寄れるカフェの存在は大きいとのことでした。

 

NPO法人フードバンクひらつかさんと(株)ハウスポートさんとの連携は共感から応援につながる事例です。
一人親世帯、生活困窮者、児童養護施設等への食料支援を行なっている
フードバンクひらつかさんにとって食料の保管場所は喫緊の課題でした。
自宅が手狭になり、保管場所としての倉庫を探していたところ、
食料の提供をしてくださったことがご縁で伊藤会長と知り合い、
その後、伊藤さんから空きアパートの提供をお申し出ていただき
より広範にわたって活動できるようになったそうです。
伊藤さんは、「企業は利益を社会に還元することが重要」と常に考えており
「実際に活動することは中々できないが、大関さんたちの活動を応援することで社会貢献につながれば」と話されました。

 

(株)三興さんの事例は「企業の社会貢献」について一石を投じてくださったように思います。
常日頃、まちの活性化やスポーツ振興に携わる吉川さんの行動力とガッツには会場からも感嘆の声が。
社会貢献そのものを会社理念に掲げる(株)三興の吉川さんは、
「このような機会をもっと増やし、多様な団体や企業が繋がってより良いまちづくりを進めていきましょう。」
と会場全体に呼びかけてくださいました。

5名のゲストの皆さんには、お忙しい中、参加ご協力いただきありがとうございました。
この場を借りて改めて御礼申し上げます。

 

その後の交流タイムでは、参加者同士の活発な意見交換、名刺交換がなされました。

<参加者の声を一部紹介します>

・自分たちの知らない分野の情報が得られ平塚を知る上でも有意義だった。
・企業との交流,NPO活動を知ることが出来た。

・地域で役に立ちたい。
・開催頻度を増やしてほしい。
・お互いがwin/winになるコツが知りたい。

・パートナーを求めるNPOがもう少し多ければ良かった。
・今後も継続していただきたい。

 

センターでは、今後もこのような機会をつくっていきたいと思います。