10月のまちづくりミーティング開催報告(10/2実施)
2020.10.14

10月のまちづくりミーティング開催報告(10/2実施)

 

「コロナ禍における市民活動の今後を語り合いませんか?」と題し、

NPO法人平塚のら猫を減らす会の平田理事長をゲストにお招きしてオンラインで開催しました。

当日は、市民活動団体7団体、計10名にお集まりいただきました。

(会場にて参加希望の方もいらしたので、ハイブリッドで実施しました)

 

ミーティングは、以下の3つをテーマに意見交換しながら、

ゲストの平田さんから経験に基づく助言をいただきながら進めていきました。

 

1.コロナ禍の影響を受け、各団体は活動自粛・停止を余儀なくされています。

会費・事業収入の減少、会員同士のコミュニケーションにどう取り組んでいるか?

2.地域のつながり・コミュニティの希薄化が今後のまちづくりにどう影響してくるか?

3.Withコロナ時代を迎え、市民活動に求められることは何か?

 

平田さんから以下のような助言や提案がありました。

・定例会の参加を促すために、活動費の清算は必ず定例会で行う。

参加したくなる理由があれば必ず参加します、と平田さん。

・2年前から既に横浜の団体とZoom会議を行っていた。

平猫会員にはグループLINEを徹底指導し、ほぼ全員とLINEで意見交換ができていた。

理事会及び役員会(15名程度)にはZoomの使い方を個人教授して、現在ではZoom会議ができるようになっている。

・コロナ禍でも会員が増えている(毎月2~3名増)。HPやSNSを積極的に活用しファンを増やしている。

特に譲渡会や募金活動などリアルで対面できる場があることが重要。機会はつくるもの。

・活動を外に広げていくためにどうするか?ネットを活用しない手はない。

Facebook、YouTube、Live配信を積極活用、使い分けると良い。

・互助会のような会を一新し組織化、ガバナンスのきく団体へ。

会員になりたいという方には、何かして欲しい(例えばのら猫を助けて欲しい)という考えではなく、

この会で自分は何ができますか?と必ず聞く。

受け入れる側の体制が問題、ボランティア組織であることを徹底して伝えている。

 

会話は次々と弾み、これ以外にもたくさんの活動のヒントがありました。

参加された団体からは、

・どんな形であっても皆が楽しくやるのが基本。
・新しいボランティアの形を求めていくのも面白い。
・このような機会をまた作って欲しい。 などの感想や意見をいただきました。

コロナ禍であっても活動を止めることなく地域の課題解決に取り組む団体の皆さん、

乗り越える方法は多々ありますが、横のつながりが大事と声をそろえておしゃっていました。

記 10月14日(水)