令和2年度 公募助成(締切2020/10/15)
2020.10.4

(公財)庭野平和財団

平和を阻害する要因の一つに社会や人々の分断があります。社会の中や人々の間での分断とは、一致しているもの、あるいは一緒にあるべきものが、内的、外的な要因で、別たれ、途切れ、閉ざされて、孤立化していることです。現代は、この分断によって多くの問題が生み出されているように見えます。分断には様々な場面や種類、様相があるでしょう。こうした分断を、当事者の人々が主体となって、対話と協力によって解消し、問題の解決を目指す活動を期待したいと思います。

■助成対象分野

A. 宗教的精神に基づく社会・平和活動
宗教的精神に基づく社会活動とは、神仏への畏敬の念から発して、広く社会及び個人の生活における物心両面の福祉に寄与することを志向する活動を意味します。具体的には、特定の宗教の枠を越えて展開されている平和のための教育・開発協力・環境保護・人権擁護・高齢化問題への対策等の活動を指します。

B. 地域で展開される草の根活動
様々な団体・個人が共に深い精神性をもって展開され、地域のエンパワーメントを創生する活動に助成を行います。既存の枠にとらわれない、新しい価値観の創造を期待します。具体的には、地域で展開される草の根の活動が、国内外の人々を助けることにどうつながるのかを意識する活動、つまり「地球的規模で考え、足元から実践する」活動を指します。

■上限 100 万円

■助成期間  1 年間(4 月 1 日~翌年 3 月 31 日)

■申請受付  令和2年10 月 15 日(必着)

詳しくは、(公財)庭野平和財団