高齢者支援システム構築基金(締切 2021/9/16)
2021.8.25

(公財)公益推進協会

過去に内閣府によって行われた「一人暮らし高齢者に関する意識調査」によると高齢者が日常生活において不安に感じていることで最も多かった回答が「健康や病気のこと」で58.9%でした。家族が同居していない一人暮らしで、病気やケガなど異常事態が起こった時、自力で対処できるかどうかが不安になります。更に2番目は「寝たきりや身体が不自由になり介護が必要な状態になること」42.6%でした。これまで、一人暮らしが自立した生活を送ってきた高齢者にとって人のサポートや介護費用が必要になる生活は、肉体的・精神的に大きな負担となります。また、介護状態になって家の中に引きこもりがちになると、人との交流機会が減り、生きがいの低下にもつながってしまいます。

そこで、この助成事業は、一人暮らしの高齢者が安心して生活できるような、全く新しい取り組みや仕組みづくり(システム構築)を積極的に行う団体に対し、その活動を側面から支援して活動成果の助長奨励の一助とすることで、高齢者の不安や問題が少しでも減り、笑顔が増えることを目的とします。

■助成額    1件あたり上限原則として5,000万円以内、2件程度

■助成期間   2021年9月から2022年8月

■応募期間   8月21日~9月16日

詳しくは、(公財)公益推進協会